ウガンダ選手、捜索続く 名古屋方面へ新幹線乗車か

 東京五輪の事前合宿で大阪府泉佐野市に滞在しているウガンダ選手団のうち、男性選手1人の所在が分からなくなってから一夜明けた17日、市職員や府警泉佐野署が捜索を続けた。

 行方不明なのは、重量挙げのジュリアス・セチトレコ選手(20)。16日夜に記者会見した千代松大耕市長などによると、選手は宿舎に「生活が厳しい国には戻らない。日本で仕事をしたい」という趣旨の書き置きをし、最寄りのJR駅で名古屋行き新幹線の自由席の切符を買ったという。

 パスポートは選手団の代表が全員分を管理しており、セチトレコ選手は持ち出していない。


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