リビア安定へ和平国際会議 ドイツで外国兵撤退議論

リビア和平を巡る国際会議でドイツのマース外相(右)と握手するブリンケン米国務長官=23日、ベルリン(AP=共同)

 【ベルリン、テヘラン共同】東西内戦の停戦を受け暫定統一政府が発足しているリビア情勢を巡り、ドイツの首都ベルリンで23日、関係国が和平国際会議を開催した。リビアに残る外国人雇い兵の撤退などを促して一層の安定化を図る狙い。暫定政府のデイバ首相やブリンケン米国務長官、ドイツのマース外相らが出席した。

 今回の会議では、雇い兵撤退や恒久的な統一政権づくりのために12月に予定されているリビア総選挙の円滑実施などを議論した。ブリンケン氏は会議前に記者会見し「全ての外国軍の撤退を求める」と強調。総選挙実施の必要性も訴えた。


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