孫正義氏「情報革命の資本家に」 ソフトバンクGが株主総会

 ソフトバンクグループ(SBG)は23日、都内で定時株主総会を開いた。孫正義会長兼社長は、投資会社の性格を強める同社の役割について「人工知能(AI)による情報革命で、利益を出していない会社にリスクを取って投資する資本家になりたい」と語った。

 SBGは、巨額ファンドなどを通じて世界の先端企業に出資している。孫氏は、AIによって自動運転や医療、教育など幅広い業界が再定義されると説明。「起業家とビジョンを共有し、自動運転で事故のない世界、誰もが豊かな教育を受けられる世界をつくりたい」と語った。国内企業として純利益が歴代最高となった21年3月期連結決算を報告した。


  • LINEで送る