電動キックボードにも反則切符 大阪府警が取締強化、全国初か

道交法違反容疑で逮捕された容疑者が運転していた電動キックボード=大阪・南署

 道交法上「原動機付き自転車」に分類される電動キックボードの公道走行を巡り、大阪府警が14日から、整備不良などの軽微な違反を繰り返した運転手に対しても、現場で交通違反切符(青切符)を交付する取り締まり強化を始めたことが23日、分かった。21日までに既に4件の実績があり、違反者は反則金を支払う。府警によると、全国初の取り組みとみられる。

 電動キックボードは量販店でも購入でき、気軽な移動手段として都市部を中心に利用者が急拡大。ただ原付車であることから運転免許が必要な上、ナンバープレートやミラーなどの整備も必須。ルールが多岐にわたるため違反が続出している。


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