ファイザー製、7月は希望の半分 愛知知事、大規模接種の検討を

 愛知県の大村秀章知事は22日の記者会見で、住民接種に使われる新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンの7月供給量が、各市町村の希望の半分程度しか予定されていないと明らかにした。早期供給を国に求めるとともに、米モデルナ製を使う大規模接種の実施検討を市町村に求めた。

 大村氏は「接種がペースダウンすると、東京五輪・パラリンピックが予定される中、感染が大きく広がる危険性が高い」と指摘。「国はワクチンがあると言ったのだから早く回してほしい」と述べた。

 大村氏によると、国が現在、市町村にモデルナ製を使った大規模接種の意向を調査しているという。


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