NZ首相、性転換選手を支持 五輪出場、重量挙げ女子

 【シドニー共同】ニュージーランドのアーダン首相は22日、重量挙げ女子代表として性別適合手術で男子から性別転換した87キロ超級のローレル・ハバード選手(43)の東京五輪出場を支持する考えを示した。ロイター通信が伝えた。トランスジェンダー選手の五輪出場は史上初となる。

 国際オリンピック委員会(IOC)は、男性ホルモンのテストステロン値が一定以下ならトランスジェンダー選手が女子として競技することを認めている。

 アーダン氏は「(ニュージーランド・オリンピック委員会などの)当事者は(IOCの)規則に従っただけだ。それはハバード選手にも当てはまる」と述べた。


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