警視庁が昨年に改善要求 ウーバー、不正登録相次ぎ

食事宅配サービス「ウーバーイーツ」の配達員=21日夜、東京都内

 不法残留のベトナム人を配達員として働かせたとして、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで食事宅配サービス「ウーバーイーツ」の運営会社が書類送検された事件で、警視庁が昨年7月、外国人配達員の不正登録が相次いだことを受けて、手続きを改善するよう運営会社に求めていたことが22日、同庁への取材で分かった。

 警視庁によると、当時の運営会社「Uber Japan(ウーバージャパン)」(東京)に対し、登録に必要な在留カードなどの真偽や本人確認の徹底を申し入れた。同社は不審な外国人の登録情報を取り消し、対面での本人確認に乗り出していた。


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