美浜原発の差し止め仮処分を申請 40年超、老朽化で危険

関西電力美浜原発3号機の運転差し止め仮処分を申し立てるため、大阪地裁に入る住民と弁護士ら=21日午後

 関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の再稼働は、運転開始から40年超がたち、老朽化が進んでおり危険だとして、福井、滋賀、京都の3府県の住民9人が21日、運転差し止めを求める仮処分を大阪地裁に申し立てた。

 美浜3号機は1976年に運転を開始。関電は原子力規制委員会から「原則40年」の運転期間を20年延長する認可を受け、今月23日にも再稼働する予定。


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