変電所のケーブル損傷が原因 JR東、漏電で長時間運休

JR東日本の渋谷変電所=20日夜、東京都渋谷区

 JR東日本は21日、東京都渋谷区の渋谷変電所の送電が長時間止まって電車が運休したトラブルで、変電所のケーブル1本が損傷し、漏電したことが原因とみられると発表した。同日未明までに復旧し、山手線は始発から通常通り運行した。

 JR東によると、送電トラブルは20日夕に発生。変電所で漏電を検知するセンサーが作動し、送電を停止した。停電や乗客の避難誘導で山手線や埼京線、中央線快速、中央・総武線各駅停車などに運休や最大約4時間20分の遅れが出て、計約16万人に影響した。


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