使い捨てプラ製品買わず、32% 削減意識低く、環境省調査

 ペットボトル飲料やスプーンといった使い捨てプラスチック製品を買わないようにしている人は32・3%にとどまることが20日、環境省の意識調査で分かった。プラごみ削減に向けた意識向上策の一環として、昨年7月からレジ袋の有料化が始まったが、効果は大きく出ていない実態が浮き彫りとなった。

 調査は今年3月、学校などでの環境教育・啓発の効果を調べるため、インターネットを通じて実施。学生や会社員、高齢者ら10〜80代の2075人から回答を得た。

 環境省の担当者は「学校や企業での教育や地域での啓発活動を通じ、幅広い世代の環境保全意識を高めていきたい」と話している。


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