愛知と沖縄、病床使用ステージ4 改善も感染リバウンド懸念

 厚生労働省は18日、新型コロナウイルス患者向けの病床使用率(16日午前0時時点)を公表した。政府の対策分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)の目安となる病床使用率50%以上だったのは愛知、沖縄の2県で、前週(9日時点)の5道県から改善した。ただ、沖縄は前週と同じ89%と依然厳しい状況。愛知は重症者用病床の使用率が51%となった。

 東京都では直近7日間平均の1日当たりの新規感染者が約1カ月ぶりに前週比で上昇傾向に転じるなど、リバウンドの可能性も指摘されており、医療提供体制への影響が懸念される。

 全国の自宅療養者は8615人で、大幅に減少した。


  • LINEで送る