IOC、会見「義務ではない」 拒否でも罰則なし

 【ジュネーブ共同】女子テニスで東京五輪に出場する大坂なおみが全仏オープンで出席を拒否して罰金処分を受けた記者会見を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)は18日、共同通信の取材に「IOCは(五輪で)選手に記者会見を義務付けてはいない」と明らかにした。日本オリンピック委員会(JOC)も「参加しなかった場合の罰則等の定めは特段ない」と回答した。

 五輪では通例メダリストに競技終了後の会見出席が求められているが、JOCによると罰則規定はなく、大会組織委員会も同様の認識だという。日本テニス協会は「日本チームは国際テニス連盟の取材規則を順守する」と説明した。


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