表現の不自由展、都内に会場確保 予定通り25日開幕へ

一時中断後、再開された「表現の不自由展・その後」=2019年10月、名古屋市

 街宣車などの抗議を受け会場変更を強いられた「表現の不自由展・その後 東京EDITION」の実行委員会は18日、東京都内に新たな会場を確保したと発表した。予定通り25日に開幕するという。

 実行委員会は、会場名など具体的な場所は、警備の都合上、開幕直前に発表するとしている。

 同展は、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で従軍慰安婦を象徴する「平和の少女像」などに抗議が殺到し、中断された企画展を再構成。東京都新宿区のギャラリーで開催準備中、街宣車などが大音量で「反日展示会はやめろ」と抗議したため、10日に会場変更を発表していた。


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