塀倒壊の犠牲女児悼み、安全誓う 大阪北部地震から3年

大阪府高槻市立寿栄小前で献花する浜田剛史市長(手前右)と佐藤美恵校長(同左)ら=18日午前

 最大震度6弱を観測した大阪府北部地震から18日で3年となった。登校中の小学4年三宅璃奈さん=当時(9)=が倒壊したブロック塀の下敷きになって死亡した同府高槻市立寿栄小では、浜田剛史市長や佐藤美恵校長らが黙とうし、学校の安全を誓った。

 正門前に献花台が設けられ、学校関係者や近隣住民らが献花した。

 地震では、関連死を含め大阪府で6人が死亡した。寿栄小の事故はプール脇にあったブロック塀が道路側に倒れて起きた。2015年に防災の専門家が危険性を学校側に指摘したが、改善されていなかった。現在は金属製フェンスに置き換わっている。


  • LINEで送る