松本氏ら衆院選前の自民復党浮上 宣言下に銀座クラブ訪問

報道陣の取材に応じる自民党の(中央右から)田野瀬太道、松本純、大塚高司衆院議員=2月、東京・永田町の党本部

 自民党内で、新型コロナウイルス緊急事態宣言下の深夜に東京・銀座のクラブを訪問した不祥事の責任を取り、離党した松本純元国家公安委員長ら3氏の次期衆院選前の復党論が浮上している。複数の関係者が17日、明らかにした。衆院解散は9月前半となる公算が大きい。候補者不在の空白区を解消し、選挙態勢の構築を急ぐ狙い。ただ執行部には、世論の批判を懸念し慎重な声もある。

 クラブ訪問で離党したのはいずれも衆院議員で現在無所属の松本(神奈川1区)、大塚高司(大阪8区)、田野瀬太道(奈良3区)の3氏。それぞれ麻生派、竹下派、石原派に属していた。


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