首相、総裁任期前の解散に意欲 「状況考え自ら判断」

 菅義偉首相は17日の記者会見で、次期衆院選の時期を問われ「秋までのどこかで衆院解散・総選挙を実施する必要があるので、さまざまな状況を考えながら自分でしっかり判断したい」と述べた。自民党総裁任期が満了する9月30日より前に解散に踏み切る意向も重ねて示した。

 首相は16日に閉会した通常国会で解散を見送った。衆院議員任期満了は10月21日に迫っており、衆院解散は東京五輪・パラリンピック後の9月前半となる公算が大きくなっている。


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