五輪パラ交流でワクチン接種推奨 政府、通訳や自治体職員に

東京・お台場の五輪マークのモニュメント

 東京五輪・パラリンピックを契機に海外選手らと交流するホストタウン事業で、政府が受け入れ側の通訳や自治体職員、ホテル従業員への新型コロナウイルスワクチン接種を推奨する方針を固めた。各自治体の接種の進み具合に応じ、一般接種に支障のない範囲で、選手団を迎えるスタッフへの接種も進めるよう呼び掛ける。17日、政府関係者が明らかにした。

 国内で接種対象が広がる中、ホストタウン事業の関係者への接種を進めるべきかどうかとの問い合わせが相次いでおり、政府としての立場を明確にする必要があると判断した。

 ワクチン提供や打ち手の派遣などの支援はできず、自治体ごとに対応を求める。


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