東証、午前終値は2万8906円 米ゼロ金利解除を警戒

東京証券取引所

 17日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)がゼロ金利政策の解除時期の前倒しを示唆したことが警戒され、前日の米国市場で株価が下落。17日の東京市場でも売り注文が優勢となった。下げ幅は一時400円を超え、節目の2万9000円を割り込んだ。

 午前終値は、前日終値比384円26銭安の2万8906円75銭。東証株価指数(TOPIX)は15・17ポイント安の1960・69。

 16日の米連邦公開市場委員会の結果を受けて米長期金利が上昇したことで主要3指数は下落。17日の東京市場も流れを引き継ぎ、売りが優勢となった。


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