接種証明7月中旬受け付け 全国自治体で申請開始

 政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種歴を公的に証明する「ワクチンパスポート」について、7月中旬にも全国の自治体で申請受け付けを開始する方向で調整に入った。所有者が海外に渡航した場合、入国後の隔離期間が免除や緩和となるよう各国と交渉を進める。政府関係者が16日、明らかにした。

 正式名称は「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」。氏名や生年月日、旅券番号といった項目のほか、ワクチンの種類やメーカー、接種日などを日本語と英語で記載する。

 発行業務は予防接種法に基づく国からの法定受託事務として各自治体が担う。


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