2021年6月16日 05:43 | 無料公開
ニューヨーク証券取引所の前をマスク姿で歩く男性=2020年11月16日(AP=共同)
【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比94・42ドル安の3万4299・33ドルで取引を終えた。米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を16日に控えて様子見姿勢が強く、持ち高調整のための売りが優勢となった。
5月の卸売物価指数が前年同月と比べ大幅上昇したことを受け、米景気回復に伴うインフレ加速を警戒した売りも出た。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、101・28ポイント安の1万4072・86。
個別銘柄では、ITのセールスフォース・ドットコムなどの下落が目立った。