2021年6月15日 17:26 | 無料公開
【ナイロビ共同】アフリカ疾病対策センターによると、アフリカ地域で確認された新型コロナウイルス感染者が15日までに500万人を超えた。陽性者数に対する死亡率は世界全体を上回った。ワクチンの接種が進まない中、先進国に対するワクチン寄付への期待が高まっている。
アフリカ連合(AU)に加盟する55の国・地域のうち、感染者が最多なのは170万人超の南アフリカ。変異株が猛威を振るった冬のピークはいったん落ち着いたが、5月以降に再び感染が急拡大している。
他にモロッコ(52万人)やチュニジア(37万人)といった医療が充実した北アフリカの国が目立つ。