アフリカ感染者500万人超える 死亡率、世界全体上回る

 【ナイロビ共同】アフリカ疾病対策センターによると、アフリカ地域で確認された新型コロナウイルス感染者が15日までに500万人を超えた。陽性者数に対する死亡率は世界全体を上回った。ワクチンの接種が進まない中、先進国に対するワクチン寄付への期待が高まっている。

 アフリカ連合(AU)に加盟する55の国・地域のうち、感染者が最多なのは170万人超の南アフリカ。変異株が猛威を振るった冬のピークはいったん落ち着いたが、5月以降に再び感染が急拡大している。

 他にモロッコ(52万人)やチュニジア(37万人)といった医療が充実した北アフリカの国が目立つ。


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