2021年6月15日 08:47 | 無料公開
【ワシントン共同】米バイオテクノロジー企業ノババックスは14日、米国などで行った新型コロナウイルスワクチンの大規模臨床試験(治験)で、発症リスクを約90%抑える有効性を確認したと発表した。9月末までに米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する。
日本政府は来年初頭から同社のワクチンの供給を受けられるよう協議している。日本への供給は武田薬品工業が担う。武田は山口県光市の自社工場で製造する。日本でも治験を進めている。
欧米で先に実用化した主なワクチンとは仕組みが異なり、ウイルスに特徴的な突起状タンパク質を持つ微粒子からなる。