国会委、訴追可否16日にも判断 不適切投稿の仙台高裁判事

仙台高裁の岡口基一判事

 ツイッターなど会員制交流サイト(SNS)への不適切な投稿で裁判当事者を傷つけたとして、裁判官弾劾裁判所への訴追を請求されている仙台高裁の岡口基一判事(55)について、国会の裁判官訴追委員会(委員長・新藤義孝衆院議員)が会期末の16日にも訴追の可否を決める方針であることが14日、関係者への取材で分かった。

 訴追委は4日に岡口氏から2度目の事情聴取をしており、結論を出す材料が整ったと判断したもようだ。衆院議員は秋までに任期切れとなるため、現行の構成で決着させる意向とみられるが、国会の情勢次第で先送りになる可能性もある。


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