仲邑二段「目の前の対局に集中」 女流立葵杯の準決勝へ抱負

対局を前に、和服姿で抱負を語る囲碁の仲邑菫二段=14日午後、福島県会津若松市

 囲碁の中学生棋士、仲邑菫二段(12)がタイトル初挑戦を目指す第8期会津中央病院・女流立葵杯の本戦は15日、福島県会津若松市で準決勝が打たれる。対局に先立ち囲み取材が14日に行われ、赤の花柄模様の和服姿で登場した仲邑二段は「一局一局、目の前の対局に集中して頑張りたい」と抱負を述べた。

 仲邑二段は藤沢里菜女流立葵杯(22)への挑戦権にあと2勝と迫り、準決勝で牛栄子三段(22)と対戦する。もう一方の準決勝は上野愛咲美女流棋聖(19)―加藤千笑二段(19)。2局の勝者が16日、同所で挑戦者決定戦を行う。仲邑二段が挑戦者になれば、史上最年少のタイトル挑戦者となる。


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