全仏テニス、クレイチコバ初制覇 ピエルス以来の単複2冠へ

女子シングルス決勝でアナスタシア・パブリュチェンコワを破り、ガッツポーズするバルボラ・クレイチコバ。四大大会初優勝を果たした=パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】テニスの全仏オープン第14日は12日、パリのローランギャロスで行われ、女子シングルス決勝で世界ランキング33位のバルボラ・クレイチコバ(チェコ)が第31シードのアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)を6―1、2―6、6―4で破り、四大大会初優勝を果たした。優勝賞金140万ユーロ(約1億8600万円)を獲得した。

 ノーシードで25歳のクレイチコバはチェコ勢で1981年大会のハナ・マンドリコワ(当時チェコスロバキア)以来、40年ぶりの頂点に立った。13日の女子ダブルス決勝で2000年のマリー・ピエルス(フランス)以来の単複2冠を目指す。


  • LINEで送る