福島で警察官が拳銃自殺か 県警田村署

屋上で警察官が頭から血を流して倒れているのを発見された福島県警田村署=11日午後4時40分

 11日午後0時半ごろ、福島県三春町熊耳下荒井、田村署の屋上で、同署地域交通課の壱岐明日真巡査(21)が頭から血を流して倒れているのを署員が見つけた。巡査は搬送先の病院で死亡。現場でうつぶせだった巡査の体の下に、貸与されていた拳銃があった。県警は巡査が頭を撃ち自殺を図ったとみて、銃刀法違反容疑で調べる。

 県警警務課によると、県警内でのトラブルは確認されておらず、遺書も見つかっていない。記者会見した佐藤剛課長は「拳銃を使用した可能性のある事案が起き、誠に遺憾だ」と陳謝した。

 この日正午ごろ、署員らが壱岐巡査の姿が見えないことに気付いて捜索、屋上で発見した。


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