陸自ヘリの部品落下か、佐賀 18年墜落機と同型

 陸上自衛隊目達原駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)は10日、AH64D戦闘ヘリコプターのねじ1個(約4グラム)とワッシャーがなくなり、駐屯地周辺で同日実施した訓練飛行中に落下した可能性があると発表した。同型機は2018年2月、同県神埼市の住宅に墜落する事故を起こし、19年11月まで飛行を中止した。

 発表によると被害は確認されていない。ヘリは10日午後1時半ごろ駐屯地を離陸し、約2時間にわたり、福岡県境に近い脊振山上空などを飛行した。


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