前橋の住宅で男児2人死亡 30代母もけが

 10日午後3時15分ごろ、前橋市富士見町小暮の住宅で「母親と子ども2人が倒れている」と同居する男性から110番があった。群馬県警によると、3人は病院に搬送されたが、この家に住む7歳と9歳の男児が死亡し、30代の母親もけがをして治療を受けている。いずれも上半身に刺し傷があった。

 県警によると、3人は同じ部屋で血を流して倒れていた。母親が何らかの事情を知っているとみて調べる。

 近所に住む男性(40)は9日に通学路で旗振りをした際、2人の元気な様子を見たという。「向こうからあいさつをしてくれるとても明るくて良い子だった。ショックでならない」と話した。


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