2021年6月10日 18:06 | 無料公開
赤羽国交相(左)にサービス開始について報告するJR東日本の深沢祐二社長(中央)と小田急電鉄の星野晃司社長=10日午前、東京都千代田区
関東圏を中心とする電車、バスなどの事業者でつくる関東ICカード相互利用協議会は10日、障害者割引が適用される乗客向けに、適用運賃でSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)を利用できる新サービスを2022年度後半をめどに始めると発表した。現状は有人の改札や窓口に立ち寄る必要があり、障害者団体が改善を求めていた。
協議会に加盟し、関東圏などで交通系ICカードの相互利用を実施しているのは鉄道35事業者、バス34事業者。システム改修などの課題があり、具体的な利用方法や発売箇所などの詳細は今後協議を進めるとしている。