ボーガンの所持、許可制に 改正銃刀法が成立

 ボーガンを規制対象に加えた改正銃刀法が8日、衆院本会議で可決、成立した。所持は許可制とし、違反した場合は3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。来年3月までに施行の予定。

 引いた弦を固定する機能があり、人の生命に危険を及ぼす威力を持つボーガンが規制対象となり、用途は射撃競技や動物麻酔などに限られる。目的外使用の罰則は不法所持と同じ。18歳未満やアルコール依存症患者などは不許可とする18項目の欠格事項も設けた。

 所持は都道府県公安委員会発行の許可証が必要となり、原則として講習を義務付け、3年ごとに更新する。


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