消防士「勤務きつく不満」 放火容疑で書類送検へ

 大阪府枚方市にある枚方東消防署の男子更衣室のロッカー内が焼けたぼやで、府警の聴取にライターで火を付けたことを認めた消防署の20代男性消防士が、動機について「勤務や訓練がきつかった。不満を知ってほしかった」という趣旨の説明をしていることが8日、捜査関係者への取材で分かった。府警は近く建造物等以外放火容疑で書類送検する方針。

 消防士は今春から警備課で救助担当として働いていた。ロッカーは同じチームの20代男性が使用していたが、トラブルは確認されていない。消防士は「別の消防署員の所持品を隠したことがある」などとも話しているという。


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