2021年6月7日 18:57 | 無料公開
稽古で胸を出す宇良(右)=東京都墨田区の木瀬部屋(代表撮影)
大相撲名古屋場所(7月4日初日・ドルフィンズアリーナ)で、2017年九州場所以来4年ぶりの再入幕が確実な人気の業師、十両宇良が7日、報道陣の代表取材に応じ「戻れると思っていなかった。勝ち越せるように頑張りたい」と意欲を語った。
反り技を得意として活躍したが、右膝の大けがにより一時は序二段まで転落する苦労を味わった。「残りの相撲人生において、関取に一度でも挑戦できるところにいけたらなと思っていた。十両に戻った時はうれしかった」と振り返った。
そして再十両の昨年11月場所から4場所連続勝ち越し。先場所は十両優勝も果たした。