山県亮太が9秒95の日本新 陸上、日本人4人目の9秒台

陸上布勢スプリントの男子100メートル決勝で、9秒95の日本新をマークした山県亮太(左端)=6日、鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場

 陸上男子の山県亮太(28)=セイコー=が6日、鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場で行われた布勢スプリントの100メートルで、9秒95の日本新記録を樹立した。2019年にサニブラウン・ハキーム(22)がマークした9秒97を0秒02短縮した。

 17年に桐生祥秀(25)=日本生命=が初めて「10秒の壁」を破った日本男子で、サニブラウン、小池祐貴(26)=住友電工=に続く4人目の9秒台。17、18年の10秒00が従来の自己ベストだった。五輪の準決勝に過去2度進んだ実力者が故障から完全復活を果たし、五輪代表選考会となる日本選手権(24日開幕・大阪市)に臨む。


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