上皇ご夫妻がワクチン接種 住まいの仮御所で

皇居を出られる高円宮妃久子さま=1日午後、皇居・乾門

 上皇ご夫妻が住まいの仙洞仮御所(東京都港区高輪)で、新型コロナウイルスワクチンの接種を受けられたことが1日、分かった。高円宮妃久子さま(67)も同日午後、宮内庁病院で接種を受けた。

 1日午前には上皇さまの弟の常陸宮ご夫妻と、寛仁親王妃信子さま(66)が宮内庁病院を訪れ、接種。皇室でワクチン接種が明らかになったのは、計6人となった。宮内庁は接種について公表していない。

 ワクチンは、65歳以上の高齢者を対象に接種が進む。皇室では上皇ご夫妻をはじめ、最高齢となる97歳の三笠宮妃百合子さまら計7人が対象。


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