2021年5月29日 17:31 | 無料公開
新種「ミズタニオカミミガイ」の化石。黒線は5センチメートル(愛知みずほ大の川瀬基弘准教授提供)
岐阜県瑞浪市にある約1800万年前の地層「瑞浪層群」で2002年に発掘された貝の化石が、河口に生息する巻き貝「オカミミガイ」に属する新種だと、愛知県の大学研究者らが突き止めた。発見した愛知県瀬戸市のアマチュア化石研究家水谷孝夫さん(72)にちなんで「ミズタニオカミミガイ」と命名された。
瑞浪市化石博物館で6月5日から展示を予定している。
化石は縦約4センチ、幅約2・5センチで、現存する類似の貝より一回り大きく、殻の口の部分が分厚くなっている。同博物館が今月28日にオンラインで発表した。