レスリング奈良、V5で世界代表 全日本選抜

男子グレコローマン97キロ級のプレーオフで勝利し、ガッツポーズする奈良勇太=駒沢体育館(代表撮影)

 レスリングの世界選手権代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権第2日は28日、東京・駒沢体育館で行われ、男子グレコローマンスタイル97キロ級は奈良勇太が5連覇し、プレーオフで天野雅之を下して代表入りを決めた。55キロ級は松井謙、77キロ級は桜庭功大が初制覇で代表入り。

 男子フリースタイル70キロ級は鈴木歩夢が初めて頂点に立ったが、基山仁太郎がプレーオフを制し、代表切符をつかんだ。74キロ級は初優勝した佐藤匡記がプレーオフも勝ち、86キロ級で初制覇の石黒隼士、125キロ級で3連覇の山本泰輝とともに代表入りした。

 女子59キロ級は花井瑛絵が初優勝で代表となった。


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