17歳の藤波、初Vで世界代表 レスリング全日本選抜

女子65キロ級決勝 対戦する森川美和(下)と類家直美=駒沢体育館(代表撮影)

 レスリングの世界選手権(10月・オスロ)代表選考会を兼ねた全日本選抜選手権は27日、東京・駒沢体育館で開幕し、女子53キロ級は17歳の藤波朱理が初優勝し、初の代表に決まった。

 50キロ級は吉元玲美那、57キロ級は南條早映、62キロ級は尾崎野乃香、65キロ級は森川美和が初制覇し、代表切符をつかんだ。

 男子のグレコローマンスタイル63キロ級は山田義起が初優勝したが、プレーオフを制した昨年の全日本選手権覇者の清水賢亮が代表入り。67キロ級は下山田培が18年大会以来、フリースタイル92キロ級は大津拓馬が19年大会以来でともに2度目の頂点に立ち、代表となった。


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