囲碁、芝野が勝ち1勝1敗 本因坊戦、異例の早期決着

芝野虎丸王座

 囲碁の第76期本因坊戦7番勝負の第2局は24、25の両日、秋田県能代市で打たれ、挑戦者の芝野虎丸王座(21)が96手で井山裕太本因坊(32)に白番中押し勝ちし、対戦成績を1勝1敗とした。終局は11時18分で、異例の早期決着となった。

 本因坊戦の挑戦手合は持ち時間各8時間の2日制で、通常、2日目の夕方以降に終局する。本局は中盤激しい戦いとなり、芝野王座が井山本因坊の大石を仕留め、短手数で決着をつけた。

 第3局は6月1、2日に大阪府守口市で行われる。


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