十両王鵬、初の休場 元大鵬の孫、右足首負傷

 大相撲の西十両14枚目の王鵬(21)=本名納谷幸之介、東京都出身、大嶽部屋=が夏場所千秋楽の23日、日本相撲協会に「右足関節靱帯損傷で約2日間の治療期間を要す」との診断書を提出して休場した。6敗目を喫した14日目の松鳳山戦で右足首付近を負傷した。

 元横綱大鵬(故人)の孫、王鵬の休場は2018年初場所の初土俵以来初めて。既に勝ち越しており、来場所の十両残留は確定している。千秋楽の対戦相手、若元春は不戦勝。

 今場所の十両以上の休場者は横綱白鵬や新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反した大関朝乃山ら9人(途中出場者を含む)となった。


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