中山防衛副大臣、遅刻で厳重注意 連絡ミス、職務は続行

 中山泰秀防衛副大臣は20日、参院外交防衛委員会への遅刻について加藤勝信官房長官と岸信夫防衛相からそれぞれ厳重注意を受けた。記者団の取材に対し「心から猛省し、おわび申し上げたい」と改めて陳謝した上で、職務を続ける意向を示した。連絡ミスだとして「防衛省全体の緊張感が足りなかった」と釈明した。政府は臨時の副大臣・政務官会合を開催。加藤氏は「連絡体制に遺漏がないよう確認し、二度と起きないよう徹底してほしい」と注意を呼び掛けた。

 防衛省によると、岸氏は事務方の連絡ミスが原因だったとして、芹沢清官房長も厳重注意した。


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