神戸、死者まとめて121人公表 感染急増で業務遅れ

 神戸市は18日、これまで公表していなかった新型コロナウイルス感染の死者121人をまとめて発表した。感染者急増で保健所の業務が追いつかず、死者公表が遅れていた。兵庫県では18日、この121人を含め129人の死亡が明らかになった。249人の感染と、公表済みの感染者1人の取り下げも判明した。

 神戸市はこれまで、第4波による3月以降の感染者急増で、保健所が遺族に死者の発表の了承を得るなどの業務が追い付かないとして、集計や公表が遅れていると説明。今月13日時点で約100人の未公表者がいることが明らかになっていた。


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