2021年5月18日 17:22 | 無料公開
衛星利用測位システム(GPS)機器や居場所が分かるスマートフォンアプリの悪用を禁じた改正ストーカー規制法が18日、衆院本会議で可決、成立した。デジタル機器やインターネットを使い巧妙化する手口の摘発が強化される。改正は3回目で、8月にも全面施行の見通し。
警察庁によると、GPS機器は、相手の承諾なく車や持ち物へ取り付けるだけで違反となる。位置情報の取得は、居場所が分かるスマホのアプリも対象にした。
禁止命令は、書類交付が必要だったが、受領拒否や住居に帰らないストーカーもいることから、郵送や都道府県公安委員会の掲示板張り出しなどでも有効とした。