大阪のひきこもり、4万人超 市が推計、中高年層多く

 大阪市は17日、市内のひきこもりの人に関する実態調査結果を発表した。15〜64歳を抽出して調べたところ、推計で約4万1千人に上った。若年層(15〜39歳)全体でひきこもりの人は2・07%、中高年層(40〜64歳)では2・64%だった。

 市によると、若年層と中高年層のそれぞれ5千人を対象に昨年12月〜今年1月に実施。回答率は若年層が28・9%、中高年層が41・7%だった。回答の数値を基に推計の人数を算出した。

 調査結果によると、ひきこもりになった時期について、若年層は「15〜19歳」が36・7%と最多で中高年層は「40〜44歳」が18・2%で一番多かった。


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