2021年5月17日 20:09 | 無料公開
慶応大や京都大などのチームは17日、日本人で新型コロナウイルス感染症の重症化に関わる遺伝的特徴を見つけたと発表した。65歳未満でこの遺伝的特徴を持つ人は重症化リスクが約2倍高いという。チームは「新型コロナ感染症の治療薬開発につながる可能性がある」としている。
チームは血液型と重症化リスクの関連も調査。重症化リスクはO型が最も低く、A型とB型、AB型の順でリスクが高くなる傾向があることも分かった。
チームは国内で新型コロナに感染した患者3400人以上から血液や臨床データを収集した。