リクルート、純利益27%減 結婚や旅行、飲食苦戦

リクルートのロゴ=2020年12月、東京都中央区

 リクルートホールディングスが17日発表した2021年3月期連結純利益は、前期比27・0%減の1313億円だった。新型コロナウイルス流行により、結婚や旅行、飲食の分野で事業者と利用者を結び付ける国内サイトの事業が苦戦した。

 記者会見した出木場久征社長は、感染防止が必要な中で「もっと飲食しましょうというアプローチは難しい」と述べ、当面はコスト削減に努める方針を示した。

 結婚情報のゼクシィ、旅行情報のじゃらん、飲食店情報のホットペッパーグルメといったサイトの収益が市場の冷え込みで悪化した。


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