沖縄県、緊急宣言要請を検討 大型連休後に感染拡大

沖縄県庁

 沖縄県は17日、大型連休後に新型コロナウイルスの感染が急拡大したことを受け、政府に緊急事態宣言の対象地域に追加するよう要請する検討を始めた。医療専門家らの意見を踏まえ、18日に対策本部を開いて協議する。照屋義実副知事が経済団体とのオンライン会議で明らかにした。

 照屋氏は「療養者数が急激に増加し、16日時点で過去最多を更新した。県の医療提供体制は厳しい状況だ」と危機感を強調。既に「まん延防止等重点措置」の対象とした16市町の飲食店に、酒類提供を終日自粛するよう求めることを検討する考えも示した。


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