石綿判決に加藤官房長官コメント 「違法性重く受け止める」

 加藤勝信官房長官は17日の記者会見で、建設アスベスト(石綿)訴訟で最高裁が国の賠償責任を認める初の統一判断を示したことを受け、「国の違法性について判断が示されたことを改めて重く受け止める」と述べた。

 被害者側への補償については、早期解決を目指す与党のプロジェクトチームでの議論を踏まえ、関係省庁で適切に対応すると強調。「潜在的な被害者の把握、そうした方々への周知などもしっかりと検討していきたい」とも語った。


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