大阪で620人感染、15人死亡 8日連続で1000人下回る

大阪市内の公園を歩くマスク姿の人たち=15日

 大阪府は16日、新型コロナウイルスに620人が感染し、50〜90代の感染者15人が死亡したと発表した。累計死者数は全国最多の1958人となり、東京都の1951人を上回った。大阪では流行の「第4波」で死者数が急増している。5月に発表された死者数は502人で、半月余りで初めて月別で500人を超えた。4月の発表死者数は272人、3月は67人だった。

 大阪の新規感染者が千人を下回るのは16日で8日連続となったが、入院中の重症者は372人となり、府の確保した重症病床数を超過しているため、うち45人が軽症・中等症用病床で治療している。医療体制が逼迫した状況は続く。


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