長嶋氏、阪神戦に「特別な思い」 好勝負を期待

阪神戦を観戦に訪れた巨人の長嶋茂雄元監督=16日、東京ドーム(読売巨人軍提供)

 巨人の長嶋茂雄元監督は16日、東京ドームで行われた阪神戦を観戦し、15日に1リーグ時代から通算2千試合を迎えた「伝統の一戦」について「やはり特別な思いがある。プロ野球は巨人と阪神が強いと盛り上がる。新たな好勝負が生まれていくことを期待している」と話した。

 1959年の天覧試合でサヨナラ本塁打を放つなど自らも名場面を演じてきた。「今でもあの時の興奮、歓声はよみがえってきます」と述懐した。

 二回表終了後に大型ビジョンで観戦していることを紹介されるとスタンドから大きな拍手が湧き起こり、一塁側ベンチ横の一室にいたネクタイ姿の長嶋元監督は左手を上げて応じた。


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