競歩で山西V、丸尾2位 中部実業団陸上

男子1万メートル競歩 レースする(手前から)自己記録を更新して優勝した山西利和、2位の丸尾知司ら=岐阜長良川競技場

 東京五輪の陸上男子競歩で20キロ代表の山西利和と50キロ代表の丸尾知司(ともに愛知製鋼)が16日、岐阜長良川競技場での中部実業団対抗大会の男子1万メートル競歩に出場し、山西が自己記録を更新する38分57秒37で優勝した。丸尾は40分28秒26で2位だった。

 山西はレース中盤から加速。「もう少しゆっくりでもいいかなと思ったが、自然と上がった」と話し、自己ベスト(39分24秒49)を大幅に塗り替えた。「地力、ベースが上がっていることを確認できた」と振り返り、大会記録もマークした。

 丸尾は「想定通り。ターゲットゾーンをしっかりとらえられた」と自己評価していた。


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